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STAFF社員紹介

現場第一主義の「技術集団」

弊社の社員は、たくさんの他の会社の方々と共に、ひとつの工事を成し遂げる「技術集団」です。現場では、あらゆる調整ごとを通じて、お互いを理解しあい、尊重しあい、信頼を深めていきます。その関係性の中で、よりよい結果を出すために力を注いでいます。
コミュニケーション力と人間力。いろいろなタイプの社員が、今までも、そしてこれからも、さまざまな新しいライフラインを構築し、地元に貢献して参ります。

社員インタビュー

空調ダクト事業部 2018年入社

稲葉 雄矢YUYA INABA

ふだんのコミュニケーションが、
トラブルを解決する近道だった。

現在私は空調ダクト事業部で、空調用のダクトを自社工場で作って、現場に運び、取り付ける仕事をしています。時には重量物を持つこともありますし、高所作業もあります。安全性には非常に気を遣う現場です。

入社当初、まったく別の業界から転職した自分にとっての驚きは「こんなに怒られるんだ!」ということでした。ハサミの使い方ひとつから上司は親身に教えてくれるのですが、何しろ怒られる。最初はショックでしたが、だんだん「怒られると燃える!」という自分に気が付きました。そこからは色々なことが、どんどん吸収できるようになった気がします。そんな日々を経て、ひとつの現場を最初から最後まで職長としてやりとげられた時はとてもうれしかったです。

元々人とふれあうことが好きです。多くの会社の人々がひとつの場所で、さまざまな仕事をする「現場」では、コミュニケーションが大変重要視されます。私は他社の方々の考え方をお聞きするのがとても好きです。それは自分自身に「気づき」を与えてくれるだけでなく、私のモチベーションに直結することも少なくないからです。
最近トラブル対応が以前よりスムーズになったのは、そんなコミュニケーション効果なのかもしれません。予想外のことが起こるのがトラブルですから、当然誰かが怒り出したり、あわててしまったりします。でも怒っても、あわてても、何も変わりません。いい方に考えるしかないのです。しかもみんなで知恵を出し合ったら、たいていのことは解決してしまうのです。ふだんからの意思疎通が試される時ですね、トラブルは。毎日、何かが起こるたびに(進化したな)って思えることが喜びです。

昔からスポーツが大好きで、今までにバスケット、フットサル、水泳などをやってきました。自分の子供2人も身体を動かすのが大好きなので、サッカーを教えたり、試合の観戦に行ったりしている時間がとても楽しいです。
今後の目標は、「何でも意見が言い合える職場づくり」をしたいです。現状は周りのスタッフにとても恵まれているので、仕事をしっかりと楽しみたいですが、チャレンジ精神も忘れずにいたいな、と強く思います。頭の回転が求められる仕事ですので、緊張感も常にあります。責任を持って自分の職務を全うしていきたいです。
自分もまだまだ未熟ではありますが、新しい人が入ってきたら一生懸命に育てていきたいと思います。素直な人が伸びると思います。はじめは覚えることがいっぱいで大変ですが、誰でも条件は同じです。現場は教えたり、教わったりの連続。楽しんで仕事に取り組めば、結果はついてきます。

工務部 現場監督 2020年入社

小牧 大輝TAIKI KOMAKI

すぐにとりかかる。
あとまわしにしない。
工事はやり直せないから。

高校卒業後、新卒である会社に勤務していました。ある現場で知り合いに誘われて遠藤管工設備に入りました。入社してからしばらくは、覚えることが多くて大変でしたが、だんだん慣れてくると面白くなってきました。現在は工事現場の監督として働いています。

私たちの会社のような立場を業界では「サブコン」と呼びます。サブコンは業種によって複数あります。自分たちは「水と空気」の担当です。

ほとんどの時間を現場事務所にいて、多くの会社の方々と一緒に仕事をしています。私のメインの仕事はゼネコンさんと他のサブコンさんとの工事のスケジュール調整をすることです。日々刻々と変わる状況に応じて臨機応変に対応しています。それに合わせて、下請けさんと毎日の工事内容を決めていきます。私はとにかく「ゼネコンさんの工事の邪魔をしないこと」と「下請けさんのその日の仕事が無くならないようにすること」に全力を注いでいます。

自分がCADで描いた通りの建物が出来上がったときの爽快感は素晴らしいです。ゼネコンさんの建物全体の図面を外側の「人の体」とすると、私たちは「水と空気」という血管や食道を通すような仕事かな?と思います。「建物に命を吹き込む」イメージ。重要な役割だけに建物の設計変更などがあるとあわてることも多いです。

そんな毎日の中で得た教訓は「あとまわしにしない」。今すぐにやらないと、大変なことになる可能性がある現場なので、取り返しがつかないことにならないように、「すぐにとりかかる」癖がつきました。
休みの日にはサップ(注)で釣りをするのが楽しみです。三保や由比、蒲原の海に行って膝立ちでハタやブリを釣ります。バランスを取るのが難しいのですが、釣った後に食べるブリは最高です!現場で他社の方々とコミュニケーションするのが好きなので、海釣りの話をしたきっかけで一緒にお休みに釣りに行くようになりました。大きな声では言えませんが、釣りを楽しみに仕事をしているかもしれないです(笑)。
将来は自分たちの会社だけで完結するような現場をやってみたいです。今までの経験値をフルに活かしてやる工事・・・ちょっとワクワクしますね。

うちの会社は「優秀な人」よりも「部分をしっかりと成し遂げる人」の方が向いていると思います。自分の役割をキチンとできる人が部分、部分をしっかりと作っていける方がよい現場になるので。
(注)サップ(SUP)・・・正式名称で「スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)」というウォータースポーツの一種。ボードの上に立ちパドル(水かき)を使って水面を漕ぎ進むことが最もポピュラーな楽しみ方。さらに、サップを利用した釣りやヨガなどさまざまな利用方法があります。

工務部 現場監督 2013年入社

増田 由紀子YUKIKO MASUDA

ゼネコンさんにもしっかり意見を
言います。
私が頑張らないと、
現場が困るので。

元々東京で設備会社に勤務していました。結婚を機に富士市にやってきました。義父の紹介でこの会社に入社しました。まもなく現場に出るようになって、現場監督になり、今に至っています。

今までに富士市役所の改修や、御殿場市N中学校の新築現場や、富士宮市にある富士山世界遺産センターの給排水や空調の工事を手掛けてきました。 現場監督と言っても、発注者さんから与えられる建物の設計図に、自分たちの「水と空気の設計図」をCADで描いていくところから始まるんです。一番困るのはその建物の中にどうやっても図面が引けない時です。(この建物にはラインが描けない)・・・でも有名なアーティストが描いた設計図面でもひるむわけにはいきません。長く使う建物への責任と、現場で働く下請けさんが仕事できないような図面は描けませんから。そんな時は発注者さんに交渉して設計の変更をしていただくことで、了承をいただくようにしています。

現場監督の大きな役割は、発注者さんと他工事業種の人たちとのスケジュール交渉と、下請けさんが仕事しやすい環境を作り出すことです。みんなの力で更地から図面通りの現場が出来上がるとうれしいです。「頑張ったな」と思える。

休日は完全に主婦をしています(笑)。家の仕事をして、3人の子供たちと一緒に走り回っているとすぐに終わってしまいます。夜、子供たちが寝静まって、少しだけのんびりと晩酌できる日はくつろげますね。
「この業界の常識は、世の中の非常識。」圧倒的に「オトコ社会」。でも仕事は好きですね、だから続けられると思います。現場監督していながらおかしいと思われるかもしれませんが、私は人とコミュニケーションを取るのが上手くはありません。その自覚があるので常に現場に足を運ぶようにしています。自分のイメージがきちんと伝わるように、口だけでなく行動で伝えて、動いてもらっています。自分の思いが伝わらない時は困りますし、悩みます。毎日がこのくりかえしです。

現在は、富士市立高校の空調設備の入替工事をしています。約1年単位で現場事務所に通います。家族も子育てに参加してくれて、産休も2回とらせてもらえたので、寛大な会社だなと当時は思いました。